「自分を愛せなくなってしまった人へ」ツール1

p94-109

私たちは、自分を愛するのは利己的なことで、それゆえに悪いと教えられました。となると、私たちが愛を手に入れる唯一の方法は、他人から得ることで、そのためには他人が良いと考える基準に到達しなければなりません。このような理由から私たちは他人の期待を受け入れ、それに沿うことができないと自分を罰するのです。でも、他人からの期待は自分の真の期待ではなく、本当の欲求を映し出していないので、いつも期待に沿わない状況が起こってしまうでしょう。

 

しかも、他人の期待に応えて得られる愛は、真の愛ではありません。なぜなら、それを手に入れるために自分を変えなければならないからです。

 

今のあなたは決断や約束をする際、おそらく悪戦苦闘していることでしょう。なぜなら、自己愛に基づいて決断していないからです。きっとあなたの決断は、規則、承認欲求、症状の緩和といったものに基づいています。でも自分の人生を全うするには、自分の真実や喜びとの繋がりを取り戻さなければなりません。この二つがあなたの決断の主たる動機となるべきなのです。

 

毎日「自分を愛している人ならどうするだろうか?というマントラに従って生きると自分に約束しましょう。簡単に聞こえますが、これは繰り返して言わなければなりません。今ここで声に出して言ってください。「自分を愛している人ならどうするだろうか?」これからいつも言うことになる言葉なので、どうぞ慣れてください。どんな小さな決断をする時にも、この質問を自分に問いかけましょう。

 

このプロセスを始めると、あなたは自分が一日中常に選択していることに気づくでしょう。このプロセスのパワーは「365日後には、自己愛によって生きることが習慣化される」というところにあります。あなたはもはや、他の生き方ができなくなるでしょう。

 

 

 

この「自分を愛している人ならどうするだろうか?」という問いかけをすることで、直感のちからが動き始めます。

 

もともと直感は生まれていたと思うのですが、それにブレーキをかけるちからが働いていたのでしょう。

 

問いかけることによって少しだけブレーキのちからが弱まり、自分を大切にしようと思う直感に目を向けられるようになってくるようです。

 

ほんとに小さな選択からはじめて試してみてください。

 

慣れてきたらもう少し大きなことにも使ってください。

 

ほんのちょっぴり自分のために勇気を出したことが自信につながり、自分を褒めてあげたくなり、そして少しずつ自分を好きになっていきます。

 

新しいサイクルが回り始めます。

 

私の場合は、社内の上層部に初めて声をかけて何かを提案しようとする時などには、必ずこの問いかけをすることで、一歩踏み出せるようになってきました。

 

すごく助けになることを実感しています。

 

 

 

 「自分を愛せなくなってしまった人へ」著:ティール・スワン 訳:奥野節子 発行:株式会社ナチュラルスピリット