「自分を愛せなくなってしまった人へ」3章~4章の途中

引用は数行じゃなかった。すみません。

1章~2章は著者の生い立ちが中心なので省略します。

 

p45

自尊心を高める一般的な方法の多くは、私には何の役にも立ちませんでした。まるで果物スープでアラスカの氷河を削っているような気持ちになり、アファメーションを唱えたところでなおさら気が滅入るだけでした。台所のテーブルの前に座り、紙切れに“私は自分を愛しています“と100回書いて言葉の意味を感じようとしても、書いている最中に“これを信じるほど馬鹿じゃないわよね“という声が 聞こえてきます。“私は自分を愛しています“と一日中繰り返したりもしましたが、私にとってこの言葉は嘘のままでした。

 

 

そうなんです。ときにはアファメーションが役立つこともあるとは思いますが、長い間深く刻み込まれている観念に対してはどうしても反応的な抵抗感が優ってしまうんです。このアファメーションを受け入れられるようになるきっかけとなる助走のような準備段階が必要だと思います。

 

 

p57~p58

自己愛への旅を始めたばかりの頃、自分自身を 愛している人たちを観察しながら、嫉妬心を抱いてしまったことを認めたいと思います。おそらく私は、その人達の前でものすごいしかめっ面をしていたことでしょう。自分も人生も嫌っている時、目を輝かせて人生を楽しんでいる人が目の前に現れれば 、殺したい気分にもなるものです。意地悪に聞こえるかもしれませんが、あなたにも私の気持ちをわかってもらえるのではないでしょうか。(中略)

私は随分回り道をしてしまったことに気づきました。自分を愛している人は、近道を知っているのです。私はずっと幸せを追いかけていましたが、彼らは幸せを選択していました。

 

比較してしまう心、嫉妬心は根深いものです。私も含めてほとんどの人は誰でも嫉妬心を持っています。

 

 

p60

私は哲学を学んでいたので、このような心の謎解きには慣れていました。でも、どんなにぐるぐる考えてもこの意味についてはわかりませんでした。勇気を出して気分が良くなる方へまっすぐ向かう代わりに、回り道をしていい気分になろうとしているのです。そこで私は“自分を愛している人ならどうするだろうか?“と自分に尋ねました。その答えは直ちに分かりました。今すぐに、自分の気分が良くなることをするのです。

 

ティール・スワンも文中で述べていましたが、この「自分を愛している人ならどうするだろうか?」の問いかけさえできるようになれば、他のことは何もしなくてもいいくらい重要だといいます。自分の気分がよくなることを選択する。それが奥義のようです。

 

 

「自分を愛せなくなってしまった人へ」著:ティール・スワン 訳:奥野節子 発行:株式会社ナチュラルスピリット