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前提を疑う

趣味で哲学カフェを主催しています。(とはいえ最近は対面開催してませんが)


そこで学んだ最大の収穫は「あらゆる前提を疑う」です。


前提とは、いわゆる世間では普通のこと、一般的なこと、習慣的なこと。


誰が決めたのかもよくわからないこと。


そもそもほとんどはその時々の権力者の思惑で決めたことから派生したものが多いですが、何の疑いもなく従っている私たち。


コーチングの中ではひとりひとりからさまざまな強力な固定観念が浮上してきます。


私は嫌われたら私の価値がないと思っている。


私は認められないとモチベーションが上がらないと思っている。


私はお金がないから○○できないと思っている。


私は会話しても他人と分かり合えないと思っている。


私は能力がないから認めてもらえないと思っている。


私はどうせ死んだら記憶がなくなるので終わりだと思っている。


私はどうせ愛されないと思っている。




それは本当でしょうか?


まずはその前提を疑いましょう。


どうしたら?と考える前に疑いましょう。


どうしたらと考えることはほとんど役に立ちません。


疑うことで、いつもの習慣的なあまり役に立たない思考をリセットします。


まずはその固定観念を抱いていたことを充分に認めて受け入れその上で、


今まで前提にしていた固定観念を疑うことによって、


「嫌われる」に意識が向かわなくなります。

「認められない」に意識が向かわなくなります。

「お金がない」に意識が向かわなくなります。

「分かり合えない」に意識が向かわなくなります。

「能力がない」に意識が向かわなくなります。

「死んだら終わりだ」に意識が向かわなくなります。

「愛されない」に意識が向かわなくなります。


そうすることで、


いつもの習慣的な固定観念を確定させずに一旦保留にできます。


意識を自分自身と一体化した状態から分離して観察できるようになります。


そしてその固定観念が自分にとって本当に役に立つものであるかどうかを吟味して探求できる心の状態になります。


そうしたら意識をいろんな方向へ向けられる余裕がやっと出てきます。


そして意識を本来向けたい方向に合わせられるようになってきます。




固定観念を見つけて、受け入れて、疑って、その結果手放している状態になる。


同時に、ありたい姿をイメージして執着心なくただ意図する。


何度か繰り返すうちに、きっと今度は固定観念を見つけて手放すプロセスが新しい習慣になってくるようになります。