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枠という名の固定観念

遠い昔の思い出したくない苦い過去がある。切ない思いもある。どうしていいのか分からず、正面から取り組まずに逃げ出した記憶もある。正面から精一杯ぶつかっても、その時の自分の力ではどうしようもなくて自信を無くしたこともある。そんな過去の弱い自分を助けられる自分に少しずつ近づいているように思う。もしそうできた時には過去さえも変わる。

自分の弱さを素直に受け入れられるほど心は強くなれる。不安や恐れが動機でないのならば自然に行動できる。
人は何かを体験するために生きている。人生の前半に弱さを体験した人は、人生の中盤以降には強くなった自分を体験できるのかもしれない。弱さを受け入れることができた人は、少なくともそういう希望を抱いてもいいのではないかと思う。
人間は、役割があるとその役割の意味することを自分で解釈し、それに沿って行動しようとする。その方が枠というガードに守られて安心だから。その枠をどこまで広げようとしてみるか、無限の宇宙まで広げようとしてみるか。そしてどの体験を選ぼうとするか、それがきっと人生だ。
ここでも枠という名の固定化された観念が登場する。自己否定するでもなく、あきらめるでもなく、愛情を持って既にある枠を観察して大きく作り直していく。自己洞察瞑想療法やバイロンケイティのワークや免疫マップのワークを深く使いこなすことでもそれが可能になってくる。